紀々が出会ったプロフェッショナルを、紀々の視点でご紹介する…「社外報!
「社外報!」への想いは、こちらをご覧下さい。


◆ … ・ 2013年5月5日の主人公 ・ … ◆
わたし = 紀 々



職業 : 哲楽家
この道 : 11年目

◇ 紀々
今日は、紀々より「わたし=紀々さん」にお話うかがいます。
ちょっとまぎらわしいですが(笑)“初心”として、残しておきたいと思います。

紀々さんは、今度、新しく「社外報」をスタートするそうですが、
それはお仕事ですか?
どのようなものなのか、詳しく教えて下さい。

わたし=紀々
「社外報」は、よく会社などで職員向けに発行されている「社内報」の社外版です。
私の場合、特定の会社に所属せずに、様々な職場にうかがい
たくさんのプロにお話をうかがうことが出来る貴重な立場にいる
と、いつも感じていました。
これを、ひとり占めしてはいけないと(笑)。
なので、社内のことを、社内に向けて発信するのではなく、
様々な職場の魅力や智恵をお持ちの方々を、社外に届ける
「橋渡し」ができたらと思っていました。

これは、けっこう前からぼんやり考えていたのですが、
ちょうど、昨年の秋にライターとして初めてのご依頼を頂き
この春に、紀々の不定期のコーナーも始まることになったことから、
よりよいインタビュアーになれるよう「自主練習」も必要だと思い、
皆さんのご協力を頂き、スタートすることにしました。
プロとしてのライフワークのひとつになると思っています。


◇ 紀々
仕事道具には、どんなものがありますか?


わたし=紀々
ペン、ノート、ピアノ、オカリナ…けっこう色々ありますが(笑)。
最近は、インタビュー取材のために「コンパクトデジカメ」が加わりました。

貴重な現場も撮影させて頂くので、邪魔にならないように、
そして、笑顔を撮れるようになりたいと思っています。
このカメラには名前をつけました、jijiです。
映画「魔女の宅急便」のkikiといつも一緒にいる黒猫のjijiから…。

◇ 紀々
紀々さんは、これまでご自身が取材を受ける側だったと思うのですが…

わたし=紀々
はい、まったく逆の立場になりました(笑)。
でも実は、インタビューを受けるより、お話を聞かせて頂く方が好きです。
写真も、カメラを向けられるのがとても苦手で、
十代の頃からカメラマンの方々を困らせていました。
さっきまでの笑顔が、どうしても消えてしまうということで…。

職場の方々が笑顔ではたらけるように、というサポート役として
現場にうかがっていると
「紀々さんが来ると、みんな笑顔になるんですね」と
驚かれることがよくありました。
「この人がこんなに笑っている顔を、初めて見ました!」と言われることも多く、
「普段はなかなか見られないBさんの笑顔」を、もっと、
職場の皆さんにも知ってもらえたらいいのに、
と思うようになりました。

ひとつの職場にいると「Bさんは、笑わない人」などといった
イメージがついていることが多いようです。
人はもっと、色々な表情や感情や魅力をもっているのに…
「この人は、こういう人だから」と定着してしまうと、出番もなくなってしまう。
社内の人にとって意外な表情や魅力を、社内の人にお互いに気づいてもらえたら、
職場のコミュニケーションや雰囲気も変わるのではないかと考えるようになりました。

本当は、そんな社内報をつくる取り組みをしたかったんです。
でも、なかなかそこまで手が回らなくて…これまで機会がありませんでした。
これからは、私の「社外報」をきっかけにして、
職場のコミュニケーションに風穴をあけ、
モチベーションや一体感が高まる流れをつくれたら、と思っています。

◇ 紀々
それは、紀々さんが取材して社内報を手がけるということですか?

わたし=紀々
それもいいのですが、
できれば「リーダーがつくる社内報」を実現したいと思っています。
コミュニケーションの研修をした時に
「もっとコミュニケーションをとろう!」と思っても何を話せばいいのか困っている
というケースが多くありました。
無理やり話しかけて怪しまれたり、かえってぎこちなくなったこともしばしば(笑)
でも、もし「社内報をつくるためのインタビュー」という役割ができれば、
カメラ片手に、コミュニケーションを自然に取れるのではと思って。
「相手に関心を寄せる」「聴く」「笑顔を引き出す」…といった、
コミュニケーションの大事なポイントが、みんな入っているので、
絶好の実践の場になりますし、しかもそれが、社内への「発信」にもつながる!
カタチに残る研修として、役立てるのではと思っています。


♪ピアノとうたで、企業のCMやテーマ曲も手がけている。

新しく生まれた一曲

◆ … ・ 世界一たよりない応援歌 ・ … ◆


◇ 紀々
「哲楽家」とライターというのは、つながっているのですか?
それとも、別の顔という感じなのでしょうか。

わたし=紀々
すべては「哲楽家」としての活動で、ライターは、その中のひとつ。
講演でも、舞台でも、曲づくりでも…「哲楽する」ための表現が違うだけで、
“そこに、哲楽がある”という点では、共通しています。
曲づくりでも「こう考えて、こんなテンポにしました」という風に解説すると、
マーケティングの視点をもつ方々からは「こんなに戦略的に作っているなんて」と
驚かれるのですが、私の場合は、戦略的ではなく「哲楽的」なのだと思っています。
私の中では、バラバラな感じはまったくありません。

◇ 紀々
最後に。
新しい取り組みによって、変わることと変わらないこと…
今後について、お聞かせ下さい。

わたし=紀々
変わることは、多分、もっと「楽しく・おもしろく」なるような気がしています。
もしも、社内報をつくるリーダー研修のようなものが出来れば、
これまでの「研修会場で、研修を受ける」というスタイルではなく
より発信型で、コミュニケーションも活発な中での取り組みになり
私らしい発想と行動力が活かされて、予想できないことも
壁やミラクルも含めて色々出てくると思うので。
型や正解は一つに定めず、常に皆さんと一緒に「哲楽する」
という基本のスタイルは、変わらないと思います。


♪「とにかく楽しそう」と言われるという弾き姿。

・聴き手メモ・

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