紀々が出会ったプロフェッショナルを、紀々の視点でご紹介する…「社外報!
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◆ … ・ file.6 :取材日 2013年5月21日 ・ … ◆

大城 勝太(おおしろ・しょうた)

※ ミキサー室にて。生放送は、ガラスの向こうのスタジオが定位置です。

職業 : 株式会社 エフエム沖縄 放送制作部 アナウンサー
この道 : 10年

月に一度…毎月はじめの火曜日の朝
「月刊!ラジオで哲楽さびら。」のコーナーで毎月お会いしている
30's仲間の大城勝太さん。
コーナーの貴重な“生みの親”でもあります!
いつもは、私がゲストでお話をするカタチなので、
今回は、選手交代で…勝太さんのお話を聞かせて頂きました。
友人へのインタビューは、ちょっとワクワクです(笑)

「楽しみだなぁ~」という勝太さんの言葉から始まったインタビュー。
いつものスタジオで、いつもと違うカタチで…
オンエアされないトークの幕開けです!

◇ 紀々
勝太さんのプロとしての道具は、何ですか?

勝太さん
聞かれるかなぁと思って、用意していました。
(さすが!)
ノートPCと、iPhone、ペンとストップウォッチです。
昔は、新聞記事などの切り抜きはスクラップしていたのですが、
今は、PCに入っていて、スマートフォンでも同期して
同じものが見られるので、とても便利になりました。


※ 365日のうち、ほとんど一緒のプロの道具。

◇ 紀々
勝太さんの「笑顔」に欠かせないものは、何ですか?

勝太さん
2歳の息子の存在かな。
仕事の時は…サボる(笑)。
「その場を離れる」ことにしています。
最近は、波の上のSUBWAYがお気に入りです。
雰囲気がいいし、海が見えて、あとWiFiもつながるし。

◇ 紀々
勝太さんにとって、うれしい褒め言葉は?

勝太さん
「いつも聞いてるよ!」と言われるとうれしいです。

◇ 紀々
テレビだと、あちこちで気づかれることが多いと思いますが、
ラジオの場合はどうなんですか?

勝太さん
顔で気づかれることはそんなにありませんが、
声で気づかれることはあります。
先日も、「Fine!」で一緒の
松田礼那さんとカフェで打ち合わせをしていたら、声をかけられました。

◇ 紀々
そんな風に声をかけられることは、
勝太さんにとっては…どうなのですか?
welcome!ですか、それとも、そっとしておいてほしいもの?

勝太さん
私の場合は、声かけてほしいですね(笑)。
welcome!です。
Facebookに友達リクエストを下さる時には、
ぜひ、ひと言メッセージを頂きたいです(笑)。

◇ 紀々
番組でゲストがいらっしゃる場合、その時が初対面なのにすぐに生放送
ということもありますよね?
話しやすい雰囲気・関係づくりは大変だと思いますが、
何か工夫していることはありますか?
勝太さんは、人見知りですか?

勝太さん
人見知りではないと思います。
そのテーマについては、まだまだ模索中(笑)
「あなたの話を聞いています」「あなたの話を、もっと聞かせて下さい」
というオーラを出すようにして…念じながらうかがっています。

◇ 紀々
さすが、「聞く」トレーニングも積んでいる方という感じがします!
産業カウンセラーの資格もお持ちなのですね。

勝太さん
はい。
2008年3月に取得しました。

◇ 紀々
自分がしゃべるのと、ゲストを迎える時と…
どちらが大変ですか?

勝太さん
インタビューの方が緊張します。
この方は言いたいことを話せているかな?と考えますし。

◇ 紀々
それ、わかります!
まさに今の私(笑)
勝太さん、話したいこと話せていますか?

勝太さん
あはは、話せています(笑)

◇ 紀々
この仕事をしていて、楽しいと思うこと・大変なことは何ですか?

勝太さん
大変なこと…昔は、色々ありました。
朝が早いとか不規則だとか、いくらでも言えていました。
でも、今はそれも嫌ではないし、それを超える幸せがいっぱいあるから、楽しいです。

◇ 紀々
いつ頃から、そう思うようになったのですか?

勝太さん
年数を重ねていくごとに…そうですね、30歳になったくらいかな。

◇ 紀々
おぉ、30'sですね!
私も、同じ。
では、勝太さんが感じるようになった「プロとしての幸せ」について教えて下さい。

勝太さん
たくさんの人に会える幸せ。
直接話を聞かせてもらえる幸せ。
仕事のお蔭で、話を聞かせてもらいやすいのは本当にありがたいです。
会ってもらえるのですから。
あとは、伝えることができる幸せです。

◇ 紀々
不満を言っていた昔の自分に、今伝えたいことはありますか?

勝太さん
健康で・元気で・仕事がある幸せを、教えてあげたいです。
昔は、教員になりたかったんですよ。
思いがけないはずみで(笑)この道に入りましたが、
しばらくは引きずっていました。

◇ 紀々
教員と今の仕事…共通点はありますか?

勝太さん
「教える」より「伝える」こと。
発する情報から、いかに相手に“気づき”を届けられるか、
というのは共通していると思います。
不満を言っていた頃にお世話になっていた先輩方に、
たくさん謝りたいことがあります(笑)

◇ 紀々
今だから言いたい…「ありがとう」と「ごめんなさい」があるということですね?

勝太さん
はい。 菓子折り持って、伝えて歩きたいくらい(笑)。

◇ 紀々
勝太さんが、プロとしてお手本にしている人は?

勝太さん
まず浮かぶのは…会社の先輩の、安谷屋眞理子さんです。
眞理子さんの読むニュースが好きで。
ニュースの内容は、まさにニュースなのですが、
やわらかい語り口で、まるで友達からの知らせを聞いているように
スッと入って来るんです。
ちょっとしたおっちょこちょいも魅力。
なぜか「ま、いっか」と許せちゃう雰囲気があります(笑)。
私は、そういう人に惹かれるみたいです。

◇ 紀々
凹みからの復活のために、何か工夫していることはありますか?

勝太さん
サウナ!
疲れがたまったなぁと思ったら、行きます。
心のデトックスかな。
週に1度くらい…土日の朝早く、というのが基本です。
かれこれ 1年くらいになるでしょうか。

◇ 紀々
映画やコンサートなども、行ったりしますか?

勝太さん
映画は、半分仕事でもあるので…
リフレッシュ効果は、サウナの方があるかな。

◇ 紀々
お仕事の種類には、どんなものがあるのですか?

勝太さん
スタジオでの仕事と、事務所での仕事、あとは外出してインタビュー…があります。
一番好きなのは、インタビューかな。


※ 取材音源の編集中。

◇ 紀々
最後に…ぜひ、勝太さんに聞きたいことがあります!
「月刊!ラジオで哲楽さびら。」をやろうと思ったきっかけについて。
あと、やってみて…どうですか?

勝太さん
ものの見方がちょっと変わるだけで、生き方がすごく楽になると思うんです。
そのことを伝えたいなぁと思って。
そのきっかけになればという気持ちでした。
月に1回ですが、反応があるので「やってよかった」と感じています。

◇ 紀々
それを聞けてよかった。
実は、ちょっとドキドキしていました(笑)。
また次回の「月刊!ラジオで哲楽さびら。」で、よろしくお願いします。

info 「Fine!」ホームページ

紀々の哲楽メモ

勝太さんをひと言であらわすと…「情熱を秘めたまじめな人」。

「情熱だ~!」という感じはないのですが、
ご自身がこだわりをもったものを実現させたい、という
芯のようなものを感じています。
紀々の哲楽をラジオで…という、発想と
それを実現させてしまったところにも、それを感じます。

「俺はマスコミなんだぞ」という空気感がなく、
自然にその場に溶け込んでいるところも、印象的。
でも、安谷屋眞理子さんの自然体のニュースが目標…
というお話を聞いて、納得でした。

インタビューのプロにインタビューをお願いする、
という怖いもの知らずな私(笑)のインタビューを
楽しみにして下さっていた勝太さん。
いつもながら、やさしさを感じます。
「楽しみだなぁ」というコメントで始まったインタビュー、
最後のひと言が「あ~、楽しかった!」だったのは、
うれしかったです。

芯がある、と感じるのは…
「プロとしての正義感」とも言えるのでしょうか。
多分、きっともっと楽してこなすことが出来たとしても
勝太さんは、そうはしないんだろうなぁと思うのです。

私が、安心して番組にうかがえるのも
その“芯”があるから。
どこまでも謙虚な勝太さんは、
きっと笑って否定されるのでしょうが…(笑)

まだ紀々になって間もない頃にゲスト出演した
イベントでの生放送の現場に「実は、僕もいました!」
と教えてもらった時はビックリでした。
まだ新人で、ゲストにお茶を出してくれていたそうです。
ここでもまた…ご縁の不思議を感じます♪


※ある日のオンエア終了後。

追伸
「月刊!ラジオで哲楽さびら。」のエピソードは、
Facebookページでも綴っています。



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