紀々が出会ったプロフェッショナルを、紀々の視点でご紹介する…「社外報!
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◆ … ・ file.12 :取材日 2013年5月26日 ・ … ◆

田里 友邦(たさと・ともくに)


※ 施術風景 ~ オフィス紀々のサポートスタッフが体験させてもらいました!

職業 : 企業内理療師(ヘルスキーパー)
この道 : 7年

ヘルスキーパーという職業を知ったのは、
「クーニー」こと田里友邦さんとの出会いがきっかけでした。

最初のご縁は「WEBと電話」という“イマドキ”で不思議なものでしたが、
心と身体の元気のために…という共通の関心事から、
今でも色んなお話をしています。

里帰りの貴重なお時間に、お話うかがえることになりました!

◇ 紀々
最初に、
「企業内理療師(ヘルスキーパー)」について教えて下さい。

田里さん
企業や団体・行政など、法人に雇用され、
従業員(職員)の健康の維持・増進、疾病の予防や治療のため、
あん摩・マッサージ・指圧、鍼、灸施術を行う
あん摩マッサージ指圧師、鍼師、灸師の国家資格保有者の総称です。

◇ 紀々
この仕事をしていて、うれしい時は?

田里さん
理療室に来て下さった方が
「症状が軽くなった!」と喜んで下さった時です。
身体だけでなく、少しでも心もほぐせたら…と思っているので
「話してスッキリした」と言ってもらえたら、うれしいです。
まだ、そういうケースは少ないのですが。
  心地良いマッサージのレベルなら、上手なお友達でもできます。
だからこそ、プロの知識や技術を活かせるようなサービスを
提供できるようにと心がけていますので、
プロならではのことが出来た時は喜びがあります。


※ 田里さんのプロの大事な道具とも言える親指。その角度に、ビックリ!
  手には職業が表れることが多いので…私はよく、手を見せて頂いています。

◇ 紀々
お手本にしているプロフェッショナルはいますか?

田里さん
色んな方がいるのですが…まずは、紀々さんです!

◇ 紀々
そんな~、気を使わなくっていいですよ(笑)。
では、せっかくなので…「お手本ポイント」はどのあたりですか?
ちょっとやりにくいなぁ(笑)

田里さん
BLOGなどの文章を読んでいて、共感するところがとても多いのです。
価値観というのでしょうか。
前向きなところ、他人のせいにしないところもポイントです。


※ インタビュー風景 ~ 田里さんのやさしい声には、安心感がもらえます。

◇ 紀々
プロとして大切にしていることは何ですか?

田里さん
向上心です。
技術はもちろん大事ですが、施術の前の問診がとても大事です。
一見同じような訴えでも原因が違うこともあるので、
問診力も大事な技術だと思います。
そのために必要なのは、実践でしょうか。
一人ひとりを大切に耳を傾けるよう心がけています。

◇ 紀々
どんなケースが多いですか?

田里さん
肩こりです。

◇ 紀々
あ、私も!(笑)

田里さん
肩こりがきっかけで、冷え性が見つかることもあるなど、
原因が一つではないケースも多いです。
心と身体もつながっていると感じています。

◇ 紀々
それで、産業カウンセラーの資格も取得されたのですね。
ところで、田里さんご自身は肩こりはないのですか?
施術の様子を見ると、全身を使って大変そうだなぁと思ったのですが…。

田里さん
あります(笑)。
肩は自分でも手が届くので、
練習を兼ねて自分でも鍼治療を行います。
あと、体験するのも勉強になるので、他の方の施術を受けることもあります。

◇ 紀々
プロとして必要な「~~力」には、どんなチカラがあるのでしょうか?

田里さん
まず自分自身の健康と、利用される方を思って「本当に治したい!」という気持ち、
記憶力、コミュニケーション力、知識力、技術力…
わぁ、これだけあれば、かなり良いプロになれますね~!

◇ 紀々
理療室は企業の中にあって、社員の方々が利用されているのですね。

田里さん
はい。IT系の企業なので、肩こりの方が多いのかもしれません。
仕事の効率が違うと言って頂けるのは、やりがいを感じます。
気軽で身近に活用してもらえたらと思っています。
仕事に戻った方が「理療室に行って来た人は、はかどり方が違うね!」と
言われるようになれたら、というのが目標です。

info 田里さんのホームページ

紀々の哲楽メモ

田里さんとのご縁のスタートは、メールと電話でした。
お母様が、私の新聞コラムを読んで下さり、
福岡に住む田里さんがWEBで読んで
ご連絡頂き、サポートが始まりました。

なので私は、実際にお会いするまでは
田里さんが目が見えない方だとは知りませんでした。
田里さんと初めてお会いするその日、私は
いつものように、お話するテーブルとイスを用意して
「どう座って頂いたら話しやすいか」を
田里さん側の席に座ってみて考えていました。

スタジオで待っていると、階段を駆け上がる音がしました。
ドアを開けると、そこには派手な出で立ちの女性の姿が。
ビックリした私に、その女性は、息切れしながら…
「スタジオ紀々は、ここですか?
目が見えない人が、探しているので。」とひと言。

思いがけないことが続いて、よくわからないまま
ひとまず1Fへ降りて行きました。
そして、初めてお会いした田里さんは
白い杖を手にしてスタジオにいらして下さったのでした。

田里さんとの出会いは、私に本当に沢山の発見と
「コミュニケーションに対しての固定観念を手放す」
貴重なチャンスをくれました。
私にとって、プロとしての大きな転機のひとつです。

これまで、表情や席の配置に気を配っていたのも
「目から入ってくる情報」がほとんどであったことに
大きな衝撃を受けました。
コミュニケーションについて考える時、また、
講演や研修などでお伝えしていることも、
かなり「見えること」に偏っていることを痛感したのです。

こうするべき・こうあるべき・これが有効…
と言われて(思って)いることでも、
「目が見えない方のケースだと、どうだろう?」
と考えてみる“新たな視点”が加わりました。

お互いの「違い」があることで、
こんなにも発想が広がるということを教えてもらった
とても貴重なご縁です。

「こういう場合は、どう感じるのでしょうか?」
「こういう時は、どうしてもらった方がうれしいですか?」
「親切とありがた迷惑の違いは?」などなど、
私には、うかがいたいことがいっぱい。
田里さんは、そんな私の色々な質問にも
いつも、ご自身の体験と考えをまっすぐに
話して下さるので、とてもありがたいです。

「人」への関心の高さと、
「心と身はつながっている」という発想は、
私たちの大きな共通点。
田里さんは「身体」と向き合うプロの立ち位置から、
私は「心」と向き合うプロの立ち位置から…
「どうしたら、その人が元気になれるのか」を
いつも考えていると感じています。

「私よりも頑張っている人は、もっと沢山いらっしゃるので」
田里さんから、何度もうかがった印象的な言葉です。

「努力することを特別なことと思わない、努力家」

私の中で、田里さんはそんなイメージ。
ほぼ間違いなく、ご本人は否定されると思いますが(笑)。

田里さんの三線と、いつか一緒に演奏できたら…
というのは、私の楽しみにしていることのひとつです。
音のコミュニケーションでは、もしかしたら
また違う田里さんに出会えるのではというのも、ワクワク。
田里さん、是非よろしくお願いしますね♪

利用者さん役になった、オフィス紀々のスタッフAさんは
とても喜んでいました。
「田里さんのような方がいる会社って、うらやましい~」
とも言っていました。
私は、ひとまずAさんがうらやましかったなぁ(笑)。

田里さん、貴重な里帰りの時間に
どうもありがとうございました♪




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