紀々が出会ったプロフェッショナルを、紀々の視点でご紹介する…「社外報!
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◆ … ・ file.20 :取材日 2013年7月8日 ・ … ◆

斎藤 貴子(さいとう・たかこ)


※ 哲楽商店・本店開店日に…studio紀々にて。

職業 : フースフレーゲ ・ 株式会社フットケアジャパン 代表取締役
この道 : 15年

皆さんは、フットケアをご存知ですか?

美容の観点のみならず、医療現場でも注目が高まっているフットケア。
沖縄で、医療のプロ向けのフットケア講習会を開催するために
沖縄にいらした斎藤さんが、貴重なお時間の中、
スタジオでの哲楽商店・本店開店日にお越し下さいました。

多分、7年ぶりくらいの再会。
沖縄でお会いするのは、はじめて。
積もる話を語った後…
ひと段落して、あらためてインタビューさせて頂きました♪

◇ 紀々
小さい頃は、何になりたかったですか?

斎藤さん
花屋さんと、幼稚園の先生です。
今でも、花は好きです。
「キレイにする」ということに興味があったと思います。
それは、今の“足をキレイにする”仕事と共通しています。

◇ 紀々
この世界に入るきっかけは?

斎藤さん
実家が靴屋を営んでいました。
でも、父の頃とは時代が大きく変わってきていると感じます。
今は、靴屋に限らずスーパーでも靴が買えるようになりましたから。

この仕事を始める前、
ウィンドーディスプレイの仕事や販売促進の仕事もしていました。
マーケティングの視点からも考えてみた時に、
これからは「靴屋=靴を売る」ではいけないと思いました。
そんな時、コンフォートシューズと出会い、
もっと知るためにドイツへ行きました。
そこで、フースフレーゲに出会ったんです。
「本気でお店を変えるなら、手伝うから」と父と話をして、
この道に進むことになりました。
思いもよらずという感じです。

◇ 紀々
思いもよらず…のこの道、天職だと思いますか?

斎藤さん
そうですね、天職かも。
楽しいです!

◇ 紀々
楽しいポイントは、どのあたりですか?

斎藤さん
やっぱり…「キレイになる」こと。
今は、フットケアの講習会で
全国各地(沖縄から北海道まで)に出かけているのですが、
その中では、フットケアが広がるうれしさも感じています。


※ 心強い仲間の一人:齋藤由加里さんと

◇ 紀々
参加者は、どんな方々なのですか?

斎藤さん
医師・看護師の方々が多いです。
90%は内科の方々です。
糖尿病患者さん向けに、
「爪切り」はじめフットケアはやらなければいけないので
そのニーズを感じます。

◇ 紀々
エステやマッサージというイメージのフットケアとは
別のものなんですね。
私が斎藤さんに最初にお会いしたのも、
糖尿病の専門の看護師さんとご一緒のイベント会場でした。
私にとっては、未知の世界。
あの出会いがきっかけで“靴”への見方が変わりましたし、
「靴の正しい履き方」を教えてもらったのは、
今でも実践しています。

斎藤さん
エステやマッサージとの違いを説明するのは、
お決まりですね。(笑)
将来は、職業として確立し
仲間を増やしていけたらと思っています。
そうすれば、困っている方々も助かるはずですし。

◇ 紀々
この仕事のプロにとって、一番大切なことは何でしょうか?

斎藤さん
「足が好き!」ということです。
フットケアが好きでなければ、上達しませんから。
足・靴・歩行は一緒のもの。
靴も見て、歩き方も見ることでジャッジできる。
足だけ見ていても、フットケアは出来ないんですよ。
想像力も必要です。

◇ 紀々
それで…斎藤さんのfacebookのカバーには
大きく「足、大好き!」とドーンと書かれているのですね!(笑)
納得。
最後に、ウチナーンチュへ何かアドバイスはありますか?

斎藤さん
高リスクの方は、足を守らなくてはいけないので
島ぞうり・サンダルはオススメしません。
足をしっかり覆うために「靴」を履いて頂きたいと思います。

info
株式会社フットケアジャパン 公式サイト
株式会社フットケアジャパン facebookページ

紀々の哲楽メモ

本当に、お久しぶりの再会でした。
本当に、不思議な再会でした。

お互いに
「やっぱり、その仕事…好きだったんですね!」
ということを再確認した気がします(笑)。

「フットケアが大好きな看護師さんって、何となくわかるよね。
ホントに、すごく好き!ということが伝わってくる感じがする。」

とあるお医者さんの言葉に、大きくうなずいた私。
もちろん、その時の私の心には
斎藤さんと、スタッフの方のお顔が浮かんでいました。

「好き!」こそが、基本。

これは、コミュニケーションの仕事も共通だと思うこの頃。
好きだから、よく観るようになる。
好きだから、よく気づくようになる。
好きだから、とことん取り組める。
好きだから、もっと上手になりたいと思う。
好きだから、あきらめない。
好きだから……

この「好き!」のもつ大きなチカラに関心を寄せていた時、
足が大好き!な斎藤さんから、思いがけず連絡を頂いたのでした。
斎藤さんとお話していると、
「ねぇ、その仕事…好き?」と、ふと自分自身に問いかけています。
そして「うん、大好き!」と言える自分にうれしくなります。

そんな斎藤さんのまわりには、フットケアの「好き!」の輪が
広がっているんだろうなぁと感じます。
ここ、沖縄にも。

職種はちがいますが、この再会を機に
私も「好き!」の仲間に加えて頂きたいと思います。
斎藤さん、ありがとうございました!


※ 東京で、またうれしい再会が叶いました♪
フットケアジャパンの皆さんと。




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